- 前職でもシステムエンジニアとして金融業界のEUCに関わり、銀行融資業務や預金業務におけるデータの構築や分析業務を経験。さらなるステップアップを目指し、2006年、同事業に注力するプレスティージにキャリア入社。
EUC（エンドユーザコンピューティング）は一般的な開発業務とは異なり、金融機関の本部内SEとして業務的なサポートを多く行います。例えば、マーケティングの効果検証や、SASを用いたデータの分析など、ユーザの状況に応じてさまざまな業務を行うことになります。金融業務においては商品知識や業務のバックグラウンドなどを熟している必要があり、その上でユーザの立場に立った設計を行わなければなりません。私はこの業務において長年経験を積んできており、勉強会を開いてチーム内の知識の底上げにも取り組んできたことで、今ではプロジェクトリーダーに抜擢され、チームをまとめる役割も任されるようになりました。
私は以前、融資関係の業務に関わっていたため、知識の偏りに課題を感じており、社長の伊藤も同じことを気にしてくれていました。そこで弱点を克服するため、半年ほどシステム開発の業務を経験させてもらったことがあります。この経験を経て、私の中で開発の考え方は大きく変わりました。効率よく開発することの重要性を知り、現在の業務においても一度行ったことは二度目以降ツール化するという効率化を推進するようになりました。自作のツールをプロジェクト先で広く展開してユーザにも活用してもらうことで、常駐先における私たちの存在価値も向上しています。
